浜松市内小中学校で、初期適応指導にあたるバイリンガル指導者を対象とした研修会(全6回)の内、3回の講師を担当しました。
7月の研修会では、受講者への事前アンケートをもとに「教え方が難しかったことや困ったこと、うまく教えることができたこと」を紹介し、指導のポイントを整理しました。受講者の皆さんから「他の指導者の様々な工夫を聞くことができて参考になった」「難しく感じている部分が自分と共通していて安心した」などの感想を頂きました。
10月は、 各国(言語)の学校文化や習慣に注目して、日本と母国の違いについてグループワークと発表を行いました。指導者間の情報共有と異文化理解につながりました。
1月は、「コロナ禍における学校生活指導」と「ひらがな/動詞の教え方」を取り上げました。また、今後の外国人児童生徒を受け入れる際のご参考になるように、10月のグループワークをまとめて冊子にし、受講者の皆さんにお配りしました。
バイリンガル指導者のもと、外国人児童生徒が日本の学校にスムーズに適応でき、夢や希望をもてる学校生活が送れことを願います。
2021.01. 令和2年度「バイリンガル研修会」
2021年1月20日
母語・継承語教育