日 時 : 8月3日(土)10:00~12:00
会 場 : 浜松市地域情報センター
演 題 : 『子どもの生活とイスラム教』
講 師 : アサディ みわ 氏 (静岡ムスリム協会 事務局長)
参加者 : 70名
最近、浜松にもモスクが建てられ、イスラム教徒のご家族が増えているようです。
日本の学校に編入した子どもたち自身は勿論ですが、学校側も食事・服装そして礼拝や断食など、宗教的生活習慣の違いに戸惑うことも多いようです。
子どもへの直接的な指導のみならず、受け入れる側の理解を深めるために「子どもの生活とイスラム教」と題した講演会を開催しました。
アサディ みわ 氏を講師としてお迎えし、「イスラム」の基礎知識を学ぶと共に、直面する課題を共有しました。改めて、多様な対応の必要性を感じました。
〈参加者のアンケートより〉
学校行事と宗教には、お互いのコミュニケーションが本当に大切だなと思いました。子供の成長や経験をさまたげないようにするにはどうすればよいか、地球市民として皆で考えていく必要があるなと思うきっかけになりました。(一般)
日本人ムスリムの先輩のお話が聞けてとてもよかったです。〈中略〉イスラムは優しいという事等、多々の人々にお伝えして頂きありがとうございました。(一般)
個人的ないい友人との出会いがイスラームの理解につながった、というのは共感です。私もバングラデシュの友人との出会いで目からうろこ、むしろ親近感を持っています。(一般)イスラムに対して持っていた私のイメージが、メディアによって作られたものだということに気づかされました。〈中略〉今後、日本語支援でイスラムの子ども達と接する機会があるかもしれませんが、今日の講演で深まったイスラムへの理解を大切にして向かい合えたらと思います。(TOMO2指導者)